こんにちは!
建設業界未経験で株式会社エムタッグに入社しました、超初心者!塚田です。
前回は、土工事のなかでも根切りを中心にお話しました。
今回は、山留めについて学んでいきたいと思います!
■山留めとは?
根切りの深さが1.5m以上の場合や、根切り壁が自立できない砂や柔らかい地盤の場合、新築建物となる周辺地盤が崩れないようにする山留めを設置する工事のことです。
山留め構造物は、山留め壁と支保工から構成されているんだそうです。支保工とは、一時的に構造物を支えたり、補強するために使われる仮設構造物のことだそう。
■山留めの種類
- 法付けオープンカット工法 -
掘削部周囲に安定した斜面を残し、山留め壁や支保工を設けない工法で、根切り平面に対して敷地に余裕がある場合に有効なんだそう。
- 親杭横矢板工法 -
H形鋼やI形鋼を用いた親杭を鉛直に構築し、親杭間に矢板(木製板材)をはめこんで山留め壁を構築していく工法。法面からの側圧が小さく、地下水も少なく、掘削も比較的浅い場合に適用されるようです。
- 鋼矢板工法(シートパイル工法)-
鋼矢板の矢板を連結させながら、地中に設置し、連続性のある山留め壁を形成する工法。止水性に優れ、軟弱地盤や地下水位の高い地盤に適しているんだそう。
- ソイルセメント柱列山留め壁工法(SMW)-
地盤の土とセメントミルクを攪拌し混合したソイルセメント柱に、心材としてH形鋼などを建て込み柱列状の山留め壁を構築する工法。振動および騒音が少なく、変形しづらく止水性が比較的優れているそうです。
- 水平切梁工法 -
山留め壁に作用する土圧や水圧などの側圧に対して、腹起し、切梁、火打などの水平材で支持する工法。腹起しは、矢板や親杭への側圧を支えるための梁のことで、切梁は、腹起しを受ける梁のことだそう。一般に広く用いられている工法で各種山留め壁との併用も可能なんだそうです。
- 地盤アンカー工法 -
切梁の代わりに背面の硬い地盤に設置したアンカーで、山留め壁にかかる側圧を支えながら掘削する工法。建物と隣地が大きく離れている場合や平面形が不整形な場合や大スパンの場合、高低差が大きい場合などに有効なんだそうです。
- 逆打ち工法 -
先に1階部分の梁と床をつくり、法面を支える水平切梁としての構造床をつくり、その後建物の地下及び上部へと工事を進めていく工法。地下躯体を支保工として利用するので、地盤が軟弱で地階が深く広い建築物の新築工事などに有効で、全体工期の短縮に効果があるんだそう。
- アイランド工法 -
山留め壁に接して、法面を残して土圧を支え、中央部を掘削して構築物を造り、この構築物から斜めの切梁で山留め壁を支え、周囲部を掘削する工法。根切り面積が広く、浅い場所に適しているそう。掘削した穴の中に島状の基礎部分ができるのでアイランド工法をいわれるみたいです。
山留めの工法にはたくさんの種類がありますが、地盤の性質と予算、更に工期を考えて適切な工法を選ぶことが重要になるんだそうです。
■さいごに
今回は山留め工事について書いていきました。
山留めを行わないと周辺の地盤にも影響が出てしまうんですね。根切りと山留めは工法によって順番が変わることがある、ということもわかりました。また、安全に工事を行うためにも欠かせない作業なんだそうです。

