こんにちは!
建設業界未経験で株式会社エムタッグに入社しました、超初心者!塚田です。
社内でよく聞く、施工管理の仕事で重要な「QCDSE」について気になりました。
今回はその「QCDSE」を中心に、施工管理の仕事について勉強してきました。
■施工管理ってどんなことをするの?
施工管理とは、工事が計画通り進行するように現場全体を管理する仕事のこと。また現場管理だけでなく、工程表作成や施工図作成などの業務も行うみたいです。
様々な業務を担っているんですね!
そして、様々な業務の中でも特に重要なのが「QCDSE」だそうです。
■「QCDSE」の意味
Q:Quality「品質」
C:Cost 「原価」
D:Delivery「工程・工期」
S:Safety「安全」
E:Environment「環境」
それぞれの単語の頭文字をとって「QCDSE」と表すようです。単語の後ろに“管理”をつけた「品質管理」「原価管理」「工程管理」「安全管理」「環境管理」の5大管理と呼ばれる5つの要素が、施工管理には大切になってくるんですね!
■5大管理の内容は?
- 品質管理 -
設計図書(標準書・仕様書など)通りに工事が行われているか、事前に定められた品質基準を満たしているかを確認・検証する重要な管理業務のこと。品質管理を適切に行うことで、発注者の期待通りの建物が提供でき、信頼の獲得に繋がり、企業としての評判が上がるようです。
- 原価管理 -
決められた予算の範囲内で工事が完了するように、各工事費や資材費や人件費などの原価(実行予算)を管理すること。原価管理を細かく行うことによって、不必要なコストや資材の無駄を省くことができ、結果として利益率の維持や向上が期待できるようです。
- 工程管理 -
決められた期限までに建築物を完成させることを目的に、毎日の作業日程を調整しながら各工事のスケジュールを全体的に管理する業務のこと。建設現場には、様々な業種があり、多くの作業員が携わります。それぞれの作業に遅れやズレが生じないよう全体を調整するのが、工程管理の重要な任務なんですね!
- 安全管理 -
建設現場では、危険性の高い作業を行うため、安全な作業環境を整えることが必須。機材の安全点検、作業方法の確認、手すりや看板の設置、「ヒヤリハット」事例の共有、作業員の健康チェックなどの対策が取られているみたいです。
「ヒヤリハット」とは、危ないことが起こったが幸い重大な事故や災害には至らなかった事で、これを共有することで、対策を考え再発防止に繋げているようです。
- 環境管理 -
工事が環境に与える影響を最小限に抑えるための管理業務で、「自然環境・周辺環境・職場環境」の3つの要素があるようです。
自然環境:空気・水・地盤など現場周辺の環境への影響を考慮し、工事を行うこと
周辺環境:重機の音や振動、騒音や排気ガスなど、周辺の住民に迷惑がかからないよう考慮し、工事を行うこと
職場環境:現場の作業員が働きやすい環境を整えること
■施工管理者としてのキャリアアップ
施工管理には、施工管理技士という国家資格があるようです。2級施工管理技士では、主任技術者として、1級施工管理技士になれば、監理技術者や主任技術者として仕事をすることができるんですって!未経験や資格を持っていなくても施工管理者として働くことはできるみたいですが、資格を取得することで信頼やキャリアアップに繋がるみたいです。
当社には1級施工管理技士の先輩がたくさん在籍しているので、教わりながら2級施工管理技士にチャレンジしてみたいと思います。
■まとめ
施工管理の仕事は、工事全体を様々な側面から管理する仕事でした。
その中でも「QCDSE」は、特に重要視される5大管理のことで、この5大管理のひとつひとつに大切な意味や目的があり、どの要素も欠かすことのできない重要な要素であることがわかりました。大変な仕事ですが、施工管理の仕事の醍醐味として、自分で計画、管理を行い、スムーズに工程通り工事が進んで、建物が完成した満足感がやりがいとなっているようです。
次回もまた、勉強した内容を発信したいと思います。宜しくお願いします。
■代表からひと言
今回は建設業界には欠かせない役割の「施工管理」についての内容でした。
施工管理者が「QCDSE」をどれだけ意識して、日々の行動に落とし込めているかで現場の質が大きく変わります。
当社では、既に「QCDSE」を意識できている施工管理の方、「QCDSE」をこれから意識して仕事をしてみたいという方の採用を行っております。