地盤調査について

こんにちは!

建設業界未経験で株式会社エムタッグに入社しました、超初心者!塚田です。

社内で「ボーリング」という言葉をよく聞きます。

これは、地盤調査方法のひとつだそうです。今回は地盤調査をテーマにしていきます。



■地盤調査とは?

建物を設計する時に構造設計するベースとなり、建物を支持する地盤がどの程度建物の重さに耐え、沈下に抵抗する力(地耐力)を持っているかを調べること。

新築の建物を建てる時だけではなく、建て替えの際にも必要な調査だそうです。建物自体がどんなに安心・安全でも、土台である地盤がしっかりしていないと大きな地震のときに液状化したり、建物が傾く原因になるみたいです。地盤調査は、安全性の高い建物を建てるために欠かせない工程なんですね!

地盤調査には、ボーリング調査、スウェーデン式サウディング試験、標準貫入試験などがあるみたいです。



■地盤調査の方法

- ボーリング調査 -

掘削用機械を使って地盤に穴を掘り、土を採取(サンプリング)して、地層の構成を調査するほかにも、土質やその層の厚さ、地下水位位置などの調査も含まれるみたいです。マンションの建設や高層ビルなど大規模建築物は、何ヶ所か調査するようです。数ヶ所の調査は大掛かりで時間を要しますが、その分その敷地全体の正確な地盤調査ができることが最大のメリットだそうです。


- 標準貫入試験 -

ハンマーを自由落下させて打撃貫入し、30cm貫入するのに必要な打撃回数を求めて地盤の強さや土の硬軟などを調べる方法。ボーリング調査と同時に実施されることが一般的のようです。


- スウェーデン式サウディング試験 -

おもりで荷重を加え、地中に挿入し、貫入・回転などの抵抗値から、土の硬軟、強度などを調べる方法。また土質のサンプリングはできないようです。住宅系の地盤調査で最も一般的な方法だそう。


- 平板載荷試験 -

基礎を設置する深さまで掘削し、載荷板を置いてこれに荷重を加え、荷重と沈下量の関係から地盤の支持力を調べる方法。支持力とは、地盤に上部建物の荷重がかかったときに、地盤が破壊せず支持できる力のことだそう。平板載荷試験は、道路工事や大規模なプレハブなどを建てる際の地盤調査に最適だそうです。


建築物の構造や規模、目的に応じた地盤調査を行い、本杭などの支持以外で建物の沈下のおそれがあると判断された場合には、地盤改良を行う必要があるそうです。



■さいごに

今回は、地盤調査の方法や地盤調査の重要さを知ることができました。

どれだけ耐震性や耐久性の強い建物を建てても、地盤が弱ければ意味がないんですね。

地盤改良にもいくつかの種類があり、建物の大きさ、重さ、仕様にあった最適な地盤調査、工法を選択する必要があるみたいです。地盤改良についても学びたいと思いました。