建築物の設計とは?

こんにちは!

建設業界未経験で株式会社エムタッグに入社しました、超初心者!塚田です。

以前「ゼネコンとは?」の中で「建築物の設計はいくつかの種類に分類される」と書きましたが、この分類の内容について気になりました。今回は「設計」をテーマにしたいと思います。



■設計の分類

建設業界で設計といわれる仕事は、大きく分けて「建築設計」と「土木設計」があるんだそう。建設のなかに、建築と土木が含まれていることを学んだので、このふたつの分類はとてもわかりやすかったです。


建築設計は、建物を建設する際に必要な計画を立てて、図面などを作ることで、デザイン、建物のつくり、インフラなどあらゆる部分を含んで建築設計といい、

土木設計は、橋や道路、ダム、トンネルなどの土木工事の設計を行うこと。


建築設計は、「意匠設計」「構造設計」「設備設計」の3つの分野に分類され、

土木設計は、「概略設計」「詳細設計」の2段階にわかれているそうです。


ここからは当社に関わり深い建築設計についてお話していきます!



■建築設計の分類

- 意匠設計 -

発注者の要望をもとに、外観や内部のデザインを設計し、提案すること。建物を利用する方々の導線や快適さ、居住環境への配慮なども考えて設計を行うようです。

構造設計、設備設計の取りまとめ及び建築消防の法的事項を取りまとめるリーダーの役割を担うんだそう。


- 構造設計 -

基礎や骨組みの設計のこと。構造設計は、自然災害も考慮し、耐震、耐火など安心安全を守るための設計をしなければならないようです。

意匠設計者が考えたプランに対して構造設計・計算を行い、建物として成立させるため、綿密さや正確さが必須になってくるみたいです。


- 設備設計 -

設備は建築の内部のインフラを設計すること。発注者の要望をもとに、利用者が快適に過ごせるように、給排水、ガスなどの配管、空調や照明、インターネットなどの設備を計画するそうです。


全分野に共通して大切なことは、予算を把握して設計を行うこと。

外観や内観のデザインを設計する「意匠設計」、建物の安全性を考慮して設計する「構造設計」、建物のインフラを設計する「設備設計」、これらの3分野は、十分な連携をとりながら設計を進めていくことが重要だそうです。



■さいごに

「設計」という言葉から建物のデザインのことをイメージしていましたが、デザインだけではなく、構造や設備も含まれることがわかりました。建築設計の3分野は、担っている業務は異なりますが、それぞれを理解・調整させ1つにまとめあげることで、人々が快適に、より豊かに過ごすための空間を提供することができるんですね!


この度、当社でも一級建築士事務所登録が完了しました。

改めてお知らせをさせていただきます。