コンクリート工事 材料や種類について

こんにちは!

建設業界未経験で株式会社エムタッグに入社しました、超初心者!塚田です。

前回は鉄筋工事について書きました。

今回は鉄筋と一体になり、構造体を構成するコンクリートをテーマにしていきます!



■コンクリート工事について

コンクリート工事は鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の柱や壁、梁をつくる工事でコンクリートを現場で型枠に流し込んで固める作業のこと。コンクリートは一度押したり曲げたり力を加えるとそのままの形で元の形に戻らないんだそうです。そのため、コンクリートの打設を開始したら、中断することができず、やり直しや修正がききません。事前の計画や管理、施工の正確さが非常に重要になるみたいです。



■そもそもコンクリートってなに?

コンクリートは馴染みのあるものですが、なにでできているかなど詳しく知りません。

まずはコンクリートの材料について学んでいきます!


コンクリートはセメント、骨材、水および混和材料を均一に練り混ぜて作られたもののことをいうんだそうです。セメントもよく耳にしますが、コンクリートの材料だったんですね。また、工場生産されたものをレディーミクストコンクリート、凝固前のコンクリートをフレッシュコンクリートといい、通称名を生コンというようです。使用する骨材によって、普通コンクリートや軽量コンクリートなどに分類されるそう。種類については後ほど触れていきます。


- セメント -

セメントは、水と反応して硬化する鉱物質の粉末(水硬性セメント)のことをいい、ポルトランドセメント、混合セメント、特殊セメントなどの種類があるそうです。主にポルトランドセメントと混合セメントが使用されるみたいです。

一般的にセメントといわれるのがポルトランドセメントで、混合セメントはポルトランドセメントをベースに目的に応じた物質を混合したセメントの総称なんだそうです。


- 骨材 -

コンクリートをつくる砂利、砂のこと。骨材は粒の大きさにより、細骨材と粗骨材に区別されるようです。

細骨材(砂)は、10mmのふるいをすべて通過し、5mmのふるいを質量で85%以上通過する骨材で、粗骨材(砂利)は、5mmのふるいに質量で85%以上とどまる骨材のことだそうです。

骨材は、コンクリートの重量比で7割を占める材料で、コンクリートの性質や鉄筋に与える影響が大きいようです。


- 混和材料 -

コンクリートの性能を変化させるために用いる材料の総称で、加える量により混和剤と混和材の2つに分けることができるんだそうです。混和剤は薬のようなもので、ごくわずかしか混入しないAE剤、減水剤や発泡剤などがあるそう。コンクリートに高い圧縮強度が必要な時に重要な材料なんだそうです。



■コンクリート打設

型枠にコンクリートを流し込むことを打設といいます。打設の際には、コンクリートの分離を防ぎ、コールドジョイントなどの欠陥の発生を防ぐことに留意するんだそう。コンクリートが固まるまでの限られた時間内でさまざまな作業が必要になるため、適切な打設計画のもと、その計画を作業員に周知させて実施するそうです。

コールドジョイントとは、先に打ち込んだコンクリートが固まり、後から打つコンクリートと一体にならなかった継ぎ目のことをいうんだそうです。美観を損なうだけでなく、その部分からひび割れが発生したり、そこから雨水や塩分が侵入することで中の鉄筋を腐食させるので、耐久性にも影響するそうです。



■コンクリートの種類

- 普通コンクリート -

自然の岩石から採材した骨材を用いて製造されたコンクリートのこと。このコンクリートに混和材を加えたり、調合時の条件を変えるなどして、用途に応じた品質のコンクリートを製造するそうです。


- 軽量コンクリート -

軽量骨材を用いるか、多量の気泡を混入または発生させ、軽量化されたコンクリートのこと。材料、調合、品質管理に特殊な配慮が必要になるみたいです。強度は普通コンクリートに比べ小さくなるため、定着長さは長くなるそう。


- 暑中コンクリート -

日平均気温25℃を超えるときに打設されるコンクリートのこと。コンクリートのスランプの低下や水分の急激な蒸発などのおそれがある場合に施工されるんだそう。気温が高いとコンクリートの凝結が早まるため、打込み温度は35℃以下とし、作業時間を確保するためにAE減水剤の遅延型を用いるようです。


- 寒中コンクリート -

日平均気温4℃以下のときに打設されるコンクリートのことで、コンクリートの打込み後の養生期間にコンクリートが凍結するおそれがある場合に施工されるそうです。打込み温度は5~20℃の範囲とし、一般に10℃を標準とするそうです。


- マスコンクリート -

部材断面の大きなコンクリートのことで、質量や体積が大きいため、セメントの水和熱による温度上昇で有害なひび割れが入るおそれがあるみたいです。


他にも流動化コンクリート、高強度コンクリートなど様々な種類があるそうです。

目的や場所、気温などにより、使用するコンクリートの種類を検討しているんですね!



■まとめ

コンクリートの種類がこんなに多いと思っていなかったので、種類の多さに驚きました。

またよく聞く生コンの意味が、まだ固まっていない状態のコンクリートだということもわかりました。今回は材料やコンクリートの種類をメインに書きました。コンクリートが固まるまでに行わなければならない作業の内容についても詳しく学んでいきたいです。



■代表からひと言

当社では鉄筋コンクリート造(RC造)の建物を扱うことが多く、今回の内容は非常に親しみのあるコンクリート工事についてでした。

その他にも鉄骨造(S造)の建物も施工しております。

RC造やS造の新築工事の現場のご経験がある方、経験はないけどやる気のある方の採用を行っております。

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